高速コースの堺が、さらに高速コースになった。毎戦、インナー36だけで走っているが、この日はスタートだけインナーで、スピードに乗ってからは、ずっとアウター46で走った。前半は比護君に必死に貼り付いて、千切られてからは岸君と先頭交代しながら走り、最後はゴールスプリントで8位に入った。
前日試走はなし。前日は、子供の描いた絵が展示されているとのことで、電車で京都にお出かけ。歩き疲れないように気を付けた。先週の反省から、変なものは食べずに、よく行く大好きなナポリピザを食べて、帰宅してからの夕飯は、おなかに優しそうなうどんを食べた。おかげレース当日は調子が良かった。
気温は10℃を超えて、インナーなしのワンピース1枚に、指切りグローブ。空気抵抗少ないし、軽くて動きやすい。先週は慣れないシューズ&クリート位置で、スタートのクリートキャッチミスをしたので、スタート前に何度かクリートキャッチの練習をした。軽く嵌まるように、ペダルにチェーンスプレーを吹きかけておいた。
スタートは、問題なく、クリートキャッチできて、3番手あたりで最初のコーナーへ。しかし、その後の右コーナーで膨らんでしまい、杭の位置も把握しておらず、10番手くらいまで後退してしまった。先頭5人ほどのパックに付いていきたかったが離されてしまった。
その後、比護君と合流して一緒に走る。いつもながらパワフルな走りで、ほとんど引っ張ってもらった。おかげで後続と差を拡げることができた。さらに、前から落ちてきた岸君も合流して3人パック。比護君の後ろは楽ではなくて、休みどころがない。後ろを走っていても休めていないので、僕が前に出た時に、ペースを上げられない。4周目終わりで前に出たが、やはりペースを上げられないので、5周目入ってすぐに左側を空けて先頭に出てもらうことを促すと、比護君に一気に追い抜かれた。岸君も付いていけず、単独で追いかけることになったが、力尽きて千切られてしまった。5周目終わって約15秒差を付けられた。
再び岸君と合流して、ちょっと呼吸を整えてから、2人パックで走行。岸君とは、脚質が合うのか、一緒に走っていて楽。楽に速く走れる感じがした。後ろからは、4人ほどのパックが追いかけてきており、吸収はされたくないので、2人で頑張って逃げる。前の比護君との差は、徐々に縮めていた気がするので、もうちょっとペースを上げて追い付きたいところ。岸君に先頭交代してもらおうとしたが、足を攣ったらしく、無理みたいなので、僕が前で引くようにした。
残り3周ほどになって、後続の4人パックは崩壊した様子。梶君が単独で追いかけてきているのが分かった。こちらは岸君と走っているが、そろそろ抜け出そうと試みた。しかし、ペースアップしても、美山の時のようにぴったり付いてくるので、単独抜け出しは諦めて、ゴールスプリント、または、最終周回の砂区間での抜け出しを考えた。
そして最終週。復活したのか、岸君が積極的に前を引っ張る展開。ステップから少し先の軽い右コーナー明けの泥区間で僕が前に出た。このまま砂区間へと思ったが、ピット前で岸君に前に出られた。無理せずにゴールスプリント勝負へ作戦変更。
後ろぴったりで、最後のスプリントに備えて足を貯めた。砂区間やシケインは、落ち着いて何事もなく通過。そして、登り気味の最後の直線。思い切り踏み込んだ。余裕で勝つ予定だったが、横並びした時に、抜かれたくない気持ちが働いたのか幅寄せされて、マンガのようなぶつかり合いながらのスプリント。ここまで争うつもりはなかったが、さらにもう一段、気持ちの力で踏み込んで、ぎりぎり競り勝った。加古川シクロクロスでは、岸君に最後に負けたので、この日は勝てて嬉しい。
次は2週間後のびわ湖マイアミ。砂コース楽しみます。
関西シクロクロス第9戦 8位
開催日:2022年1月16日
会場: みなと堺 2.5km + 2.6km×10Lap
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
リザルト:8位/65名出走
バイク:Ridley X-night Vブレーキ
タイヤ:前/後VittoriaテレーノDryチューブレス33c 1.70/1.70bar