関西シクロクロス第6戦 C1
開催日:2020年12月13日
会場:美山向山
天候:曇り
コースコンディション:マッド
リザルト:4位
バイク:Ridley X-night Vブレーキ(1~3周目、6~7周目)、Focus Mares Disc(4~5周目)
タイヤ:VittoriaテレーノMixチューブラー33c、チューブレス33c 共に前後1.6気圧、
パワー勝負ではないコースなので優勝のチャンスだと思い、前日試走や当日昼試走もしっかりしたが、直前に本格的な雨が降って状況が一変して非常に滑りやすい路面に変貌。V字区間の1回の落車で済んだが、チェーン落ちとハンドル曲げをしてしまい、大きなタイムロス。その後も中々ペースを上げられず、最終周に3人抜いたが、優勝どころか表彰台にも届かなかった。パワー勝負ではなかったのに、連勝した川村君強い。
スタートはコッシーさんと同じ最前列。シングルスピードなのに、いつもスタートダッシュが速い。スタートダッシュは僕も速い方だけど、この日も負けてしまった。2番手で、滑りやすい芝の湾曲が続く区間へ。何年か前に雨の美山を走り、非常に滑りやすいことを知っているので、片足を出しながら慎重に1つずつコーナーをこなしていく。そうしている内にコッシーさんにじわじわ離された。しかし、自分のコントロール範囲を超えて速度を上げると、余計に遅くなるので我慢。舗装路に出ると、後ろに付いていた川村君が追い越しをかけてきた。前に出られたくないので、こちらもダッシュ。
その後は、林区間へ。こちらは芝コースよりもずっと滑りやすい。硬い路面の上に、潤滑剤の泥が付いている状態。重い泥ではないが、非常に滑りやすい。マッドタイヤが欲しいが、手持ちのタイヤはノーマルタイヤのみ。木の根っこや急坂では積極的に降車し、確実に乗れるところで乗車したが、うまくペースをつかめない。川村君にも抜かれた。
3周目くらいになって、ペースがつかめてきて、V字区間も乗車にトライしてみたら、下りで滑って落車。しかも、チェーン落ちして、ハンドルも45度くらい曲がってしまい、大幅に遅れた。やっぱり無理したらダメ。その後にバイク交換。ピットのいとまりさんにハンドル曲げたと伝えたつもりが、伝えられていなかった。ディスクブレーキのマレスは、泥に強いと思っていたが、奥の急勾配区間で乗車すると一瞬で泥が詰まり、後輪がロックする状態に。前輪も泥詰まり。数年前の全日本SUGOの泥ほどではないので、前輪ロックして下りも下れないほどではなかったが、非常に重い。これはあかんと2周でX-nightに乗り換えた。
乗り換えると、泥落としをしてもらえていたので非常に軽い。しかし、ハンドルは曲がったまま(伝えられなかった僕が悪い)。一旦止まって、真っすぐに直す余裕はなかったが、力づくで10度くらいに修正。これで走れる状態になった。ラスト2周は、やっと調子が出てきてペースアップ。X-nightの方が泥詰まりもしない。最終周回に入って、前にはシングルスピードのコッシーさんもいる。絶対に負けたくなかったので、必死で追いかけた。3位の堀川君も捉えて、一瞬抜いてぶつかりながら抜きつ抜かれつの争いをしたが、ミスなく乗車で難区間をクリアした堀川君に離されてしまい、表彰台に届かずに4位だった。
次は大阪の信太山。12月は毎週レース。