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関西CX第3戦 烏丸 7位

関西シクロクロス第3戦 C1

開催日:2021年11月23日

会場: 0.1km+2.9km×6Lap

天候:晴れ

コースコンディション:マッド

リザルト:7位/61名出走

バイク①:Ridley X-night TRP製ミニVブレーキ

タイヤ①:VittoriaテレーノWet/Mixチューブレス31c 前/後1.70bar

バイク②:Focus Mares Disc

タイヤ②:VittoriaテレーノMixチューブレス33c 前/後1.70bar

 

11/21(日)は完全ドライのハイスピードコース。C2オープンで追い込み過ぎないようにコース試走も兼ねて、Focusで走った。月曜はしっかりと雨が降り、本番の11/23(火)は重いマッドコースに変わった。重い泥が続くのは苦手だったが、必死に走って、何とか7位でゴール。梶田さんに負けたのは、想定外だったが、メンバー考えたらまずまずの結果。約1.5周ごとにバイク交換できたピットサポートのおかげ。

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スタート

烏丸のキャンバーや短いアップダウンは得意な方だが、粘土のような重い泥が続くのは苦手。一定負荷で長時間が体質的に向いていない。また、寒さも苦手で、急に冷え込んだこの日は、厳しいコンディションになった。一昨日の全日本MTBに参加していた岩井メンバーも多く参加していたので、恐縮だったが、いとまりさん達に「今日は毎周バイク交換するかも」と伝えて、ピットサポートをお願いして、準備を整えた。

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丁寧に全周回クリア

タイヤ空気圧は、キャンバー区間を意識して、例年の烏丸と合わせて少し高めの1.70bar。あとで考えたら、マッド区間で差を付けられていたと思うので、また、泥質的に、低めの1.55barくらいが良かったかもしれない。でも、過去に烏丸のキャンバーで空気圧を下げ過ぎると、ZONDA+IRCチューブレスタイヤだとエア漏れを起こしていたので(1.70bar切ると)、しっかり試走せずに下げるのは怖いから、下げることはしなかっただろう。

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シマノレーシング木村選手や梶田さん

スタートは、全日本MTBU23チャンピオンの副島君の隣り、後ろはコッシーさんで、ちゃんとスタートできるか不安だったけど、いつも通りのハイケイデンススタートで前に出られてホールショット。その後は、重い泥区間。数人に抜かれたけれども、集団の混乱に巻き込まれる心配はなさそうだったので、自分のペースを守って走った。非常に重い泥区間は、最初に考えていた通りに、無理して乗車せずに、泥でバイクが重くならないように担ぎ、ランニングで走った。ランニングの方が速かったので、数人を抜き返して、4番手くらいで最初のキャンバー区間に入れた。前は、川村君、副島君、堀川君。キャンバー区間後も、重い泥区間が続き、そこを抜ければ、比較的軽い区間になるので、そこまでは耐えようとしたが、その後に大失速する気がしたので、追うのを止めた。大失速はしなかったが、失速して10番手くらいまで次々と抜かれて後退。

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歩幅狭くして登った

いつもは勝てている人にも抜かれて、心が折れそうになるが、とは言っても、頑張り過ぎても、1時間持たなくなるので、ぎりぎりの自分のペースを守って走り続けた。キャンバー区間はミスすると、大幅にタイムロスするので丁寧に、直登り区間は降車して、足に負担がかからないようにできるだけ歩幅狭くして、駆け足で登り、角の登り区間は、一呼吸して落ち着いてから確実に乗車で登り切るようにした。

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途中でくぼみがあるので、ちょっと怖かった下り坂

衣川君、岸君、シマノレーシングの木村選手ら、多数の人と抜きつ抜かれつの状態。重い泥区間では先行されることが多くて非常に辛かったが、必死に走った。近いタイム差で多数いるので、ちょっとでも遅れると順位が大きく落ちてしまう状況なので、本当に辛かった。

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重い泥区間を走ってゴール

ピットは、これまでにないほどの頻度の1.5周程度で入り、たぶんRidley→Focus→Ridley→Focus→Ridley。タイヤ幅も違う、パターンも違う、バイクジオメトリーが正反対、ブレーキも違ったけど、ちゃんと乗りこなせた。5周目のラップタイムが遅かったのは、競り合ったり、疲れたりしていたからだと思う。なので、どっちでもタイムは同じくらい。バイク交換したことで、バイクが重くなることが防げて、本当に助かった。

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ラップタイム

5周目あたりで、競り合っていた人たちからは、ちょっと抜け出せて余裕ができた。そして、前には、いつもは勝てるはずの梶田さん。最終ラップで、いけるところまで走って、追い抜こうと頑張った。しかし、逆に離されていき、7位でゴール。あとで、梶田さんのラップタイムを確認すると、10分切っていて驚いた。パワー的には、梶田さんには勝っている気がするので、泥区間での走り方に何か秘密があるはず。今度聞いてみよう。次は、堺浜。

 

僕と梶田さんは、一昨日にC2オープン出ただけだけど、他の上位10名は、全日本MTBUCI烏丸のハードなレースを走っている。よくこんなに走れるなと思う。同じチームの戸谷さんや藤川さんは、大雨で中止にしたそうだが、月曜は登山予定だったそう。車で京都→静岡は近いとか、秋田のレースから車で関西帰って翌日に仕事とか、そんな話を聞いて、一緒に遠征行きたくないと思った。