2/9(日)に開催されたJCX最終戦のシクロクロスは、77人出走で28位。完走者8名のみの厳しいレースでした。
前日まで軽い泥程度かなと思っていましたが、10cmくらい雪が積もってしまい、レース時点ではほとんど解けて、冷たい雪解け水を含んだ泥レースとなってしまいました。会場までの移動はスタッドレスタイヤのおかげで全く不安なし。しかし、不安なかったのは、それだけで、レースは不安だらけ。実際に、散々な結果となりました。
前日までは、いつものVブレーキのX-Nightで走る気でいましたが、会場を見て、今日はディスクバイクが有利だろうと思い、ディスクバイクを試すのにも良い機会だと思って、まだ乗りこなせていないマレスで出走。
しかし、前日までマレスで走る気はなかったので、タイヤはチューブ入りタイヤ。4年くらい前のタイヤで、硬化して、ひび割れが始まっているタイヤ。パンクしやすいコースで、予備がないディスクホイールを壊したくないので空気圧は高めの2.2barに設定。これが一番ダメで、得意なはずのキャンバーでグリップせずに、遅れてしまいました。
また、寒さは苦手。小学生時代の水泳授業では真っ先に唇が紫になるし、大学やっていたトライアスロンのスイム練習でも真っ先に寒さでギブアップ。野辺山シクロクロスでは低体温症で救護室行き。今回も、寒さ対策していましたが、雪解け泥にやられて力が出ませんでした。
さらに、バイクのセッティングも詰められておらず、後で分かりましたが、X-Nightよりも、ハンドルが1cm高く、サドルが1cm後退しており、にもかかわらず、フロントタイヤは2cmも前に出ていました。重心位置が違い過ぎてバランスが取れなかったり、いつものペダリングもできなかったようです。
スタート時間も、いつもは12時半頃にスタートが、この日は最終レースで14時半スタート。食事や昼試走とのタイミングが異なるので、調子が狂ってしまいました。
レース内容は、4列目くらいの後方からスタート。水しぶきというより、泥しぶきが飛ぶ中、少しでも前へと順位を上げていきました。この時、ディスクブレーキの良さを体感できました。安定してブレーキが効くので、突っ込んでいくことができました。半周後には10番台まで上げたものの、キャンバー区間で落車。その後は、登りや担ぎ区間はディスクバイクの重みを感じて、どんどん後退。キャンバー区間は、重心位置が分かっていないのか、タイヤのグリップが悪いのかで、また落車しそうなので徐行走行。
80%ルールが適用されて、-2LAPの50分ほどで降ろされてしまいました。今期で最悪の結果のレースでした。いつもは2日で身体の疲れが取れたと感じますが、今回は60分走っていないのに、疲れが取れるまで5日もかかりました。無駄な力を使っていたのだと思います。今回のレースで、悪いところがたくさん見つかったので、今期の残りのレースで改善して、来期につなげていきたいと思います。