ロードバイク自由研究 感覚の数値化 

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くろんど池CX 2位

一昨年シーズンはC1初優勝した「くろんど池シクロクロス」。昨シーズンは残念ながら突然の中止となり、今シーズンは開催されるのかと心配していたが、無事開催された。世界で戦うMTB選手であり、16年全日本CXチャンピオンの沢田選手には、大差を付けられたものの単独で走り続けて2位だった。

 

自宅から近くて、家族や小学校の遠足でも何度も行ったくろんど池。おでん食べられてコースも楽しい。第1回大会はコース設営にも参加。ずっと続いて欲しいと思う開催地。

 

前回は、リドレーX-fire+7900系のC24クリンチャーホイール+チャレンジオープンチューブラー。ロードでのC24ホイールは軽過ぎて走りにくいが、くろんど池では軽いほど走りやすい。階段担ぎが楽、細かなアップダウンや無数のカーブに合っている感じがする。今回は、7850カーボンチューブラーホイールに11速の加工スプロケットを付けてリドレーX-nightで出走。タイヤはヴィットリアのグリフォパターン33mmで前後1.7bar(補正値)。

 

スタートは最前列で、左が沢田選手、右が実業団ロードE1チャンピオンの比護君。いつも通り36×25に合わせてスタートダッシュ。うまくスタートが切れて先頭に出た。沢田選手に突かれながら池周回の半周強を先頭で走って先頭交代。付いていこうと頑張ったが全くダメ。ラップ6分半と7分の差で、1周回当たり30秒ずつ開いていった。

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1周目を終える頃には、ジュニアチャンピオンの村上君に抜かれる。彼は40分終了なので順位に関係ないが、少しでも食らいついた。テクニカルなところは荒々しい走りで無駄が多い感じ。こちらは丁寧に無駄なく走って、何とか付けた。しかし、直線になった途端、完全にパワー負けして一瞬でさようなら。

 

2人と少しでも一緒に走ったので、後続からの抜け出しが成功。後ろは比護君。昨シーズン後半から、ずっと負けっぱなし。30秒空けていても、たった1周で詰めてくるのは、よく知っている。実際にラスト1周で30秒くらい離していたのに逆転されてたことがある。動き読めないので、最後まで全力で走った。無事に2位でゴール!

 

今回も軽量ホイールが生かされた。足を止めたらスッと減速してくれて、下り始めでのスピードの乗りが良くて、カーブでも向きがスッと変わってくれる。慣性モーメントが小さいんだろうなあ。今度は慣性モーメントの記事を書こう。

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