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全日本マスターズシクロクロス 2連覇(準備編)

年に1度の全日本選手権。いつもの関西大会と違って、初めての土地、宿泊を伴うレース、普段見ない選手&運営者なので、調子崩さないかが心配だった。色々とトラブルはあったが、いつもの調子で走ることができ、昨年に続いて2連覇できた。

 

昨年、全日本30代クラスに初めて出て優勝したが余裕はなかった。いつもの関西大会の調子で走ることができれば、実力的には優勝できるはず。でも、過去の全日本エリートでは、毎回、いつもの調子で走ることができず、ほとんど完走すらできずにいた。昨年の長野県飯山大会は、寒さが苦手な上に、当日は雨予報だった。長野県と言えば、寒いイメージで、野辺山では低体温症になって救護室行きになったり、別の年の全日本野辺山は寒さ対策で厚着し過ぎて体の動きが鈍くなったりで、完走に程遠い結果。泥は得意とは言えず、機材トラブルが出るなど、何が起こるか予測が付きづらい。

 

昨年は、寒さ対策、雨対策、泥対策は、しっかりと行ない、いつもの調子で走られるようにして臨み、無事優勝できた。しっかり準備することで、気持ちの不安が和らいだのも良かったと思う。そこで、今年も、しっかりと準備した。

 

今年は、昨年の12人よりも増えて、19人の出走。エントリーリストが出てすぐ、AJOCC選手検索で過去大会の成績を全員分調べた。C1選手数名、C1上がりたて選手は2名。C1上位選手もいて、昨年よりもレベルが高い様子。高速コースのようだから、単独走は厳しいかもと予想した。また、会場は茨城県なので、行ったことのない遠方。今年こそは、子供達もレースを見せに連れていきたかったので、移動手段に悩む。いつもの車の方が、宿泊セットを加えるだけなので準備は楽だけど、子供達も含めた移動疲れが不安、新幹線だと慣れないので、準備が大変、重い荷物持って、暴れん坊な子供達を連れていけるかの不安があった。直前まで悩んで、自転車2台+スペアホイール1セット+ヘルメットを、ネクストステージ島本さんに運んでもらい、僕らは新幹線で移動することにした。結果、ちょっとお金はかかったけれども、移動方法は大正解。移動疲れは、最小限で済んだ。

 

日程は、金曜朝出発→東京のMEGA WEB観光→金曜夕方着→コースチェック→土曜レース→日曜U23観戦→筑波宇宙センター観光→帰宅。MEGA WEBは僕が一度行ってみたかったのと、2歳児が車好きで、昼に遊んで夜によく寝てもらう為。しかし、タイミングが悪く、子供達は眠そうな感じで比較的大人しくMEGA WEB観光。ホテルは土浦駅直結のBEB5土浦。2段ベッド部屋、外は駅前のイルミネーションがきれいなのが窓から見えた。おかげで子供達は大興奮。早く寝て欲しかったのに全然寝ず、無理矢理寝かせたら泣き出して、ほぼ一晩中騒がしかった。落ち着いて明日のレース準備ができず、夜は眠ることができず、夜明け時の心拍数は体感80bpmくらいで、コンディション悪かった。でも、こうなる気はしていたので、想定範囲内。

 

そして、レース当日へ。続く。