ロードバイク自由研究 感覚の数値化 

理科好きエンジニアが自転車を自然科学で考える

関西CX第5戦 マキノ 13位

関西シクロクロス第5戦 13位

開催日:2022年12月4日

会場: マキノ 0.1km + 2.5km×8Laps

天候:雨

コースコンディション:マッド

リザルト:13位/67名出走

バイク:Focus Mares Discブレーキ

タイヤ:前/後VittoriaテレーノMix/Mixチューブレス33c 1.60/1.60bar

達海君に抜かれる

冷たい雨に降られたマキノ。後半は低体温症になってしまい13位でした。ただし、いつも以上に強い人達が来ていたので、13位でもそこまで悪くはない。寒さにやられる前までは、悠選手がすぐ目の前の位置で走れていて、好調でした。せっかく一緒に走れる機会だったのに、雨対策の準備もしていたのに、寒さと共に失速してしまったのが悔しい。

ゼッケン72番に抜かれる 最後尾スタートなのに

何度も何度も天気予報を見て、雨対策準備をしていました。寒いのが苦手で、雨の野辺山や希望が丘で低体温症経験があるので。ウェアに防水スプレーしたり、防水用インナー準備したり、頭を濡らさないようにしたり。しかし、試走中はほぼ雨がなく、空も明るくなる方向で、招集直前の雨雲レーダー予報でも雨は降らない様子だったので、着込み過ぎないようにレッグウォーマー脱いで、厚手ではなく薄手のインナーに変えて、防水スプレーしたウェアや帽子も脱ぎました。これが間違いでした。山間のマキノ高原は、天気が急変することを考えられていませんでした。

戸谷さんに抜かれる パワーが違う

招集時間頃になって本降りの雨。その内止むだろうと思ったけど、止まずにそのままスタート。スタートは上手くいって、4番手くらいで最標高地点へ。いつものマキノだったら、こんな上位で走っていたら、心拍数も限界に達して失速することも多いけど、この日は比較的余裕がありました。試走時とは違って、雨で滑りやすくなっていましたが、V字キャンバー以外はほぼ乗車でクリアできました。

高速カーブ

2周目くらいまでは、悠選手がすぐ前に見える位置で走っていたと思います。後続とは差を空けられていて、調子良いことの実感ができました。V字キャンバー以外とシケインは、ほぼ乗車もできていたので。もしかして、悠選手を抜けるかもと思いましたが、シケインジャンプで一気に離されてしまい、やっぱり全然違いました。それでも5番手あたりの上位で走行。だけど、雨足が強くなるにつれて、体力が奪われていき、島田さんに抜かれ、戸谷さんに抜かれてしまい、失速する方向へ。急登り区間は乗車できなくなり、降車して走れていたのが歩くしかできなくなり、歩けていたのが足が攣り出すようになり、立てていたのがバイクを杖にしないと立てなくなりと、みるみると失速。

笛木君がすぐ後ろ

それでもバイクコントロールの集中力は切れていなかったので、滑りやすい区間でも一度も落車することなく、滑りやすい路面でバイクコントロールすることを楽しんでいました。高速下りコーナーはガンガン攻めていきました。安定志向のMaresのディスクブレーキが良かった気がします。

ずっと雨でした

ラスト周回に入って、斉藤さんにも抜かれ、笛木君にも抜かれてしまいました。いつもであれば、ラスト周回に入れば逃げ切る自信はありますが、この日のラスト周回は立つことがやっとの状態だったので、身体が思うように動きませんでした。レース後は、受付建物のストーブ前へ。自力で階段上るのも困難な状態。両足攣った状態で服を脱がされて、紫色になった手足をお湯で温めて、しばらくこもっていました。多くの人にお世話になりました。

最後に笛木君に抜かれる

そう言えば、聞きなれない森下さんが速かったです。6位堀川君と9秒差の7位。初C1レース、この環境、最後尾スタートで7位。若くて速い人が現れてしまいました。

娘もCK1参戦

関西CX第4戦 烏丸 2位

関西シクロクロス第4戦 2位

開催日:2022年11月27日

会場: 烏丸 0.1km + 2.7km×7Laps

天候:晴れ

コースコンディション:ドライ&マッド

リザルト:2位/56名出走

バイク:Ridley X-night Vブレーキ

タイヤ:前/後VittoriaテレーノDRY/DRYチューブレス33c 1.60/1.60bar

美山に続いて表彰台

WNP翌日の2連戦。前日の疲れが残った状態での重い泥路面のある烏丸。日当たりの良い南側と西側のキャンバーは路面が乾いていてグリップ良好だったので、少しでも楽に走るために迷わずにDRYタイヤを選択。これが良くて、ITさんに競り勝っての2位。2連戦でもここまで走れたことが嬉しかった。

娘の応援を受けて走行

前日は全日本マスターで、前列スタートできるポイントを取ることを一番の目的にして、今季の全日本と同じWNPに参戦。C1の60分レースではなく、マスターズ40歳代クラスなので短めの40分。まだ40歳ではないが、1983年生まれなので40歳代クラス。普通は30歳代クラスの方が速いはずだけど、1分前にスタートした30歳代クラスは全員抜いた。40歳代クラスは、恐ろしく速い人だらけでレベルが高い。ポイント0だったので、僕は最後尾6列目だったけど、1周目で4位に上がって、2周目以降は2位をキープ。優勝した筧さんには、無理しないと追い付かない感じだった。翌日もレースあるので無理せずに2位キープでゴール。ライバル達と比較して、砂はまずまず乗れたと思う。同じWNPでも、びわ湖マイアミと同様に、その日の天候によって大きく砂の状態が変わるだろうから、信太山キャンセルして12/18にもう一度走っておこうと思う。全日本まであと6週間。

ここだけは降車した

前置きが長くなったが、烏丸の話。昨年の烏丸は、重い泥に苦しめられた。MUDタイヤで走って全然駄目で、いつもは勝てる梶田さんにも負けてしまった。その時に梶田さんが付けていたタイヤはDRYタイヤ。昨年ほどではないにしても、粘っこい泥にはDRYタイヤが良いはずという印象があり、前述の理由もあって、DRYタイヤを使った。DRYタイヤのおかげで、平地区間は楽に走れたし、泥はけも良くて、本当に良かった。

後ろブレーキかけてスライドターン

スタートは、いつもと違うギヤ比にして、後輪がコブの上にあったので、ペダルキャッチ失敗。サドルにお尻を打ってしまい痛かった。いつもと違うことをしたら駄目だ。出遅れてしまったけど、最初のキャンバー入口には、5番手あたりで入り、キャンバーをミスなくこなして、ピットのある平地区間では2番手グループの川村君列車の2両目。良い位置に位置取りできた。

ITさんが迫る

笛木君も一緒に走っていたが、途中で飛び出した。僕にはオーバーペースなので、川村君の後ろで休む。2周目に入ると、調子悪いのか川村君が失速した。笛木君も、どこかでミスしたのか少し離れてしまい、僕が単独2位で走ることになった。シングルスピードのコッシーさんがすぐ後ろ。僕の前日の疲れも出てきて、今日は負けるかもと思った。気付くと、コッシーさんも離れていて、少し休みながら走行。そうしていると、ITさんが一気に追い付いてきて、僕のすぐ後ろまでやってきた。先週の年代別烏丸と似たような展開に。

競り合い1

競り合い2

ITさんも僕と同じWNPを走っていて疲れているはず。全日本も同じ40歳代クラスを走るので負けられないので本気モードになった。勝負のラスト周回コントロールラインはITさんが先行。これも先週烏丸と同じ展開。最初のキャンバー手前の泥区間は、フルパワーで踏んで、キャンバー入口は僕が先行した。キャンバー出口は前輪が軽く滑る限界速度で脱出。そこで少し差を空けられた。次の泥区間も抜かれないように思い切り踏み込んだ。そして、キャンバーを出た後にもう少し差を空けられた。

少し差を空けられた

あと少し 必死で逃げた

しかし、全然安心はできない。平坦区間は明らかにITさんが速い。必死に逃げて、南側の連続キャンバー区間も心拍数MAX状態で、全集中してミスなくこなしていった。そして、またもや苦手な平坦区間。限界で踏んで逃げた。そして最後のキャンバーへ。ワンミスが命取りの中、体力も限界の中、ミスなく通過。そして最後の直線へ。体力が残っていないので、スプリント勝負になったら負けそうなので、何度も何度も振り返った。そして勝ったことを確信できた。久しぶりに限界まで追い込んで走ったレースだった。

振り返り1度目

振り返り2度目

優勝したのは堀川君で3分強の差を空けられてしまった。数年前までは、だいたい勝てていたのに、本当に強くなった。ITさんも今季強い。初めてのC1表彰台だったとのことで僕も嬉しい。次はパワーコースのマキノ。寒い雨予報だけど、寒さに負けずに頑張ろう。

何とか逃げ切った

関西CX第3戦 美山 3位

関西シクロクロス第2戦 3位

開催日:2022年11月6日

会場: 美山 0.5km + 2.1km×9Lap

天候:晴れ

コースコンディション:ドライ

リザルト:3位/49名出走

バイク:Ridley X-night Vブレーキ

タイヤ:前/後VittoriaテレーノMUD/MIXチューブレス31c 1.50/1.50bar

3位

第1戦、第2戦の河川敷とは異なる山の中コース。昨年、優勝したコースで得意な方。比較的パワーよりもテクニックやミスしないことが要求される。しかし、今年は登りが多く、路面が乾いていたので、登りでのパワーが必要なコースだった。今年は、ノーミスで走り切って、3位表彰台だった。

1周目のアスファルト

1周目 山へ

第1戦の日高川後から体調良くなく、第2戦の富田林を走って再び体調が悪化。

富田林後の水曜は、仕事も忙しくて23時帰宅。祝日の木曜は、気分転換に50km程度、軽くロードバイクに乗った。

夕方になって再びしんどくなってきたので、この日は22時には寝て体調回復に努めた。

前日試走に行けるか微妙だったけど、朝起きたら体調良くなっていたので、前日試走へ行った。

V字ドロップ

下り

前日試走は、ディスクブレーキのMaresから試してみた。山コースなので、ブレーキが効いてコントロールもしやすいディスク車の方が良いはずと思ったけど、走るとキビキビ感がなくて、いまいちだった。河川敷コースを走った時は、Maresの方が良いなと思ったのに。X-nightに乗ってみると、走りが良い。前後31cの細めのタイヤで、フロントがノブが高いMUDタイヤだったから、良いと感じたのかもしれない。当たりが付いたのか、ブレーキかけた時のフォークのビビり現象もかなり小さくなっていた。空気圧は、路面衝撃を和らげるためにいつもより低めの1.50barにした。

競り合い

下り

チェーン落ち

レース当日は、コッシーさんの隣りの最前列。コース幅が狭いので、絶対に1コーナーを先頭通過したかったので、いつも以上に集中。狙い通り、先頭通過できた。山に入るアスファルト区間で、堀川君が前に出て、僕は2番手で山区間へ。ミスなく、山区間を走ったが、付いていくと後半まで持たない気がしたので、堀川君にはじわじわと離された。2周目の山に入るアスファルト区間では、早くも柚木君に抜かれてしまう。最後尾スタートなのに、もう来たのと笑ってしまった。

柚木君がもう来た

いとまりさん ピットありがとうございます

その後は、川村君、斉藤さんと3人パックで走行。すぐ後ろに、藤川さんやITさんが見えた。今年の藤川さんITさんは調子が良さそう。ITさんは美山のコースでは付いて来ないだろうと思っていたのに付いてきた。僕よりもパワーあるし、テクニックまで持ってしまったら、今年は一緒に走る全日本40代クラスは厳しくなるなと危機感まで持ってしまった。

斉藤さん先頭

斉藤さんも調子良さそうで、3人パックの先頭を何度か走っていた。僕は、後ろで様子見の状態。何周か走って、山区間入ってすぐ、川村君が少し勢いよく先頭へ。登り区間で、千切ってやるような感じだったので付いていった。斉藤さんが少し離れた。僕はまだ余裕ある感じだけど、体調良いとは言えないので、あまり無理はしたくない。次の周回でも、登り区間で川村君がペースアップ。次は、後ろに付かず、今度は斉藤さんを千切りたかったので、川村君の前へ出た。下り区間の後半で、川村君が離れた。後で知ったが、チェーン落ちだった。その時は、落車したのかな、怪我していないかと少し心配になった。

ラストの応援

20秒くらいのタイム差を空けて残り2周回。低内圧で細めタイヤなのでパンクのリスクが高いし、体調的にも無理した走りをしたくなかったので、後ろとの距離を見ながら、残り2周は少しペースダウンして走行。心にも余裕があったので、ミスなくそのまま3位でゴール。賞品の白菜をいただいて、夜はお鍋で美味しくいただきました。

表彰台



次は1週休んで、年代別の40代クラスの40分の烏丸。全日本に向けての調子が見られそうなレース。次こそ、体調万全で走りたい。

ラップタイム/タイム差

関西CX第2戦 富田林 5位

関西シクロクロス第2戦 5位

開催日:2022年10月30日

会場: 富田林 0.0km + 2.6km×9Lap

天候:晴れ

コースコンディション:ドライ

リザルト:5位/55名出走

バイク:Ridley X-night Vブレーキ

タイヤ:前/後VittoriaテレーノDryチューブレス33c 1.60/1.60bar

笛木君との競り合い

第1戦に続いて、第2戦も河川敷の平坦コース。最近は、堀川君、川村君と競り合うことが多かったが、今年はスタートに失敗して出遅れてしまい、最後まで追い付けなかった。落車はしなかったが、足付きミスが数回、例年よりも路面が乾燥していてグリップ限界でうまく走れず、スタート前から体調悪めで調子の出ないレースだった。後半は、斉藤さん、笛木君と競り合い勝ちできたのは良かった。

ラップタイム/タイム差

日高川走行直後から鼻水止まらず、喉も痛い状態。富田林当日も回復しきらない状態で迎えた。砂埃でやられてしまった気がする。昼試走でコースチェック。例年よりも若干滑りやすく感じた。丘セクションは簡単になっていて、エリートコースでも難なく乗車クリアできた。この時点では、混み合わなければ、降りることは考えもしなかった。

レース序盤

スタートはコッシーさんと川村君の間。軽く接触したのか忘れたけど、踏み遅れてしまい、両側から挟まれる形になって、完全に出遅れてしまった。鼻づまりで集中力が欠けていた気がする。その後の狭まるコーナー手前でブレーキかけるとハンドル切ったまま前輪ロック。ヒヤッとしてしまって、しばらくコーナー攻めるのが怖くなってしまい、さらに出遅れてしまった。やっと今になって、ディスクブレーキが良いと思った。

娘の応援 CK1の参考になったかな?

前輪浮かせて登っている

2周目はわちゃわちゃや、バイクを乗りこなせていないこともあり、ラップタイムが遅め。3周目以降は、安定のラップタイムを刻めた。中盤以降は、笛木君や斉藤さんと走った。途中から追い付いてきた比護君に付いて、その前を追いかけたかったが、大きな比護君に抜かれる時にコーナー外に押しやられて、ちょっとしたキャンバーで落車しかかって足を付いてしまい、比護君に付けないまま交わされてしまった。焦ってしまったのが良くなかった。

丘セクション

また、試走時には余裕で乗車できていたはずの丘が、中盤以降は乗車困難なほどに耕されていて、乗車クリアしようと思ったら乗車ミス。その為に、笛木君と斉藤さんから4秒程度離されてしまう。ただ、体力的には余裕ある状態だったので、直線で踏んで追い付き、そのままの勢いで斉藤さんを千切ることができた。たぶん8周目あたり。

後半は乗車しづらくなった

最終ラップは笛木君との争い。バックストレートで抜こうと思ったが、抜かせてくれない雰囲気。抜かすふりして、斜め後ろに位置取ってミスを誘ったが、今日の彼は全然ミスしない。抜けないので、丘セクションにつながる直線区間で抜くことにした。予定通りに抜いて丘セクションへ。乗車ラインを塞がれると、抜かれてしまうので、先に降車してイン側ぎりぎりを走るようにした。うまくいって丘セクションは前でクリア。シケインは、僕の方が速く走れる自信があり、ゴールスプリント勝負になる前に逃げ切り勝ちできた。

3人パックで走行

3回程度は前輪を滑らせ、1回は前後輪滑らせてしまって、グリップに余裕がなかったので、あと少し空気圧下げた方が良かったかも。後は、日高川よりもさらに砂埃がひどく、喉がカラカラになってしまった。うがいの為に、水飲んで走った方が良かったかも。足攣りなく、その他のコンディションが良ければ、十分に2位は狙えたはず。全日本は今年は1月なので徐々に調子上げていこう。

楽しいバトルでした

関西CX第1戦 日高川 2位

関西シクロクロス第1戦 2位

開催日:2022年10月23日

会場: 日高川 0.0km + 1.6km×14Lap

天候:晴れ

コースコンディション:ドライ

リザルト:2位/42名出走

バイク:Mares Disc

タイヤ:前/後VittoriaテレーノMixチューブレス33c 1.60/1.60bar

スタート前のなごやかなひととき

今季初めてのシクロクロス。今季も調子良く走れるのか不安でしたが、余裕持って走ることができました。最後は堀川君には負けたものの、力を温存したまま、勝負どころで付いていけたのは自信になりました。

序盤の隊列

ここ最近は、関西クロスが始まる前に、どこかのシクロクロスに出ていましたが、今季は日帰りできるような大会がなかったので、関西クロス1戦目が初レース。忘れ物ないかとか、機材の調整大丈夫なのかとか不安がいっぱいでした。いつものメインバイク(Ridley X-night)は、Vブレーキの調子が悪くてビビりが酷いので、今回はディスクブレーキのMaresを選択。

いつもの3人で競り合い

試走すると、河川敷の芝コースで、気温は高め、直線もそこまで長くないので、得意そうなコースで一安心。軽めの砂があり、足慣らしにはちょうど良さそうなコースでした。ただ少しシクロクロスにしては暑かったので、ボトル1本に水道水を半分くらい入れてスタート地点へ。

先頭を走行

スタートは、最前列左側で、最初のコーナーのインに近い側。いつも通りスタートダッシュして、絶対に落車しないように、十分に減速してからのガレた路面の180度コーナー。ホールショット取りました。すぐに元気いっぱいの岸君や笛木君に抜かれ、5番手以内の先頭集団に位置取りました。

ゆっくり走ったり、速く走ったりしたけど、後続は離れない

しばらくすると、ゼッケン番号1、2、3の川村君、僕、堀川君の3人パックで走行。そこまで速いペースでもないので、後続とは差が拡がらず、しばらくすると後続が追い付いてきて、斉藤さん藤川さん藤田さんとの6人パックで展開。大半を川村君が先頭を走り、斉藤さんも先頭を走り、時々僕が先頭を走りました。

意地悪な斉藤さんに杭に引っ掛けられる

杭に引っ掛けることに成功して嬉しそう

前に出ない堀川君が終盤にペースアップするだろうなと予想はしていたので、僕が先頭走っても、6人以上に増えない程度のペースで走行。すぐ後ろを走る笛木君が怖かったので、彼には追い付かれたくなかった。昨シーズンの後半は、とても速かったので、今季は表彰台に乗ってきそうな予感。

スピードに乗るクランク区間 ここが一番スリリングだった

ラスト2周で予想通りに堀川君がアタック。ただし、ちょっと予想外に急激なペースアップで千切れかけました。そして、堀川君、川村君、僕の3人で抜け出し成功。どちらかがミスするだろうなと少し距離を空けていたら、走りが雑になっていた川村君が期待通りのチェーン落ち。そして、堀川君との優勝争い。

堀川君に付いていけたことだけで満足してしまう

数年前の堀川君だと、焦らせると何かやらかしていたけど、最近は最後まで安定して走るので、勝てる気がしません。速くて隙がなくて勝てませんでした。勝つ方法考えて、今季頑張りたいと思います。

嬉しかった子供たちの応援

 

関西CX第11戦(最終戦) 桂川 8位

関西シクロクロス第11戦 8位

開催日:2022年2月6日

会場: 桂川 0.0km + 2.3km×11Lap

天候:曇り

コースコンディション:ドライ

リザルト:8位/68名出走

バイク:Mares Disc

タイヤ:前/後VittoriaテレーノMixチューブレス33c 1.50/1.50bar

(ガタガタ路面だったので、ショック吸収を考慮して、いつもより0.1bar減)

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寒さで筋肉が張った感じ

あっという間だった関西CX最終戦桂川。長い直線があり、トルク重視のパワーがいるガタガタ路面のコースだったので、パワーのない僕にとっては、今期で最もしんどいレースでした。オーバーペースと分かりながらも、必死に付いていって8位。11周もあって、レース時間も長く、本当にきつかったです。

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戸谷さんらとのパック

自宅から自転車で15分の近い会場。前日試走すると、過去にないほどのガタガタ路面。ガタガタだと得意の高ケイデンスを生かしにくく、苦手な低ケイデンスでトルクフルな走りをしないと上手く進みませんでした。例年通りに長い直線路もあり、他選手は流すように走るところでも、僕にとっては直線路もあまり休めない区間。パワーがないと厳しかった。レース当日は、若干、芝は軽くなって、ガタガタ具合もましになりましたが、それでも、しんどいコースでした。

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ガタガタ路面がきつかった

スタートは良い感じでスタートでき、ピット前まで少し余裕を残しつつ、後続をわずかに離すことができました。ピット後のガタガタ区間は、達海君、川村君、堀川君に続く4番手あたりで走行。ペース速くて、徐々に離されました。

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戸谷さんに必死に付いていく

その後は、戸谷さん、岸君、前田君との4人パックで走りました。ペース速くて、自分にとってはオーバーペースで走行。いけるところまで頑張りました。おかげで後続との差を拡げていくことができました。下流側に下る直線路終わりの左カーブまで、戸谷さん、前田君、僕、岸君の順番で走っていたら、左カーブで、目の前の前田君がスリップダウン。40km/hオーバーで走っていたと思うので、かなり派手に転んでいました。すぐ後ろを走っていて、前田君をひいてしまうところでしたが、間一髪で回避。

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前田君と走行

その後、3人パックで走りましたが、僕はもう限界なので千切れてしまいました。戸谷さん、岸君さようなら。残り約5周で、まだまだレースは中盤。しばらく単独で走っていたところ、笛木君、少し間を空けて比護君が追い上げてきました。しかし、逃げる元気はなく、すぐに捕まえられました。

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階段前

しばらく笛木君と2人パックで走行。前に出る元気はなく、後ろにぴったり付いて、周回をこなしました。途中で、笛木君がキャンバー区間でスリップ。ちょっとずるく逃げようとちょっと頑張りましたが、やはり元気なく、すぐに捕まり、比護君にも捕まりました。そして、前から落ちてきた堀川君と合流。コンタクトが外れたらしい。

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笛木君に必死に付いていく

残り3周ほどで、比護君がアタック。笛木君は反応できたけど、僕は付いていけず。比護君、笛木君さようなら。堀川君は、気持ちが折れているのか、さらに遅れました。残り2周は単独走。久しぶりに足が完全に攣りそうな状態にまでなって、今にも止まりそうな状態。寒さと高負荷が続き、前が速過ぎるせいでレース時間も長いので、辛い時間でした。

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周回遅れの前田君。大した怪我はないようで良かった。

今日は、何度か千切られるまで追い込んで、ラスト2周はクタクタ。大きく垂れてもおかしくない状態でしたが、踏ん張りました。娘や小学生達の応援で頑張れました。そして、関西総合ランキングは4位。家族全員で参加できて、怪我無く、パンクはゼロ。今期も関西シクロクロスを楽しみました。

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総合表彰 4位

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みんな寒い中でも元気

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ラップタイム/タイム差

関西CX第10戦 マイアミ5位

関西シクロクロス第10戦 5位

開催日:2022年1月30日

会場: マイアミ 0.1km + 2.4km×8Lap

天候:曇り

コースコンディション:ドライ

リザルト:5位/58名出走

バイク:Ridley X-night Vブレーキ

タイヤ:前/後VittoriaテレーノDryチューブレス33c 1.40/1.40bar

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ここだけはフルパワーで上陸

今年のマイアミは乗りにくいが、何とか乗れる砂浜だった。ランニングはかなり疲れるので、ミスさえしなければ乗車するようにした。毎年難しいコースと言っているが、年々少しずつ上達している気がして、今年はパワーなくても乗っていけると感じられた。前半は柚木君らと争い、柚木君が抜けてからは、ちょっと気が抜けてしまってペースダウン。でも、最後までほとんど乗車でクリアできて、好成績の5位だった。

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雪がかかった山の景色がきれい

比較的近い会場で、砂に慣れておきたかったので前日試走。テレーノDryチューブレスで、マイアミを走るのは初めて。昨年はテレーノDryチューブラーで空気圧1.2bar。エア漏れしないか、走りやすいかなど色々試してみて、1.4barに決定。普段よりも0.2bar下げた。気温は10℃を切って寒い。薄手のモンベル長袖ジオライン、ワンピース1枚に、指切りグローブ。服装選びに迷ったが、ちょうど良かった。

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舗装区間を加速

スタートは、ちょっとクリートキャッチに手間取ったが、前に出過ぎず、ちょうど良いと思った5番手あたりで最初のコーナーへ。すぐ前は、運悪くチェーン落ちした堀川君。失速に巻き込まれて、後続に埋もれないようにしてパスした。達海君、川村君、岸君に続いての4番手でしばらく走行。後ろぴったり付きたかったが、できれば前に出たかったが、あと少し追いつけない状態で砂区間へ。そして、川村君に完全に離されてしまった。スタートで前に出ておくべきだった。

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シケイン

その後は、梶君、岸君、堀川君、柚木君と走行。梶君が一番上手に乗れていて、この日は調子が良かったのか、パワーもある感じで、しばらくして離されてしまった。岸君はパワーあるけど、上手く乗れていない感じで、逆に離すことができた。堀川君は、いつも通りに付いていけなかった。柚木君は、長い砂浜で乗車できないのかランニングメイン。そこで差を付けて、他区間で追い付かれることの繰り返し。高校生なので40分でレース終えるあたりまでは近い位置で走った。

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長い砂浜区間

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柚木君が迫る

5周目くらいからは、前とも後ろとも見えないくらいの差ができてしまい、気が抜けてしまってペースダウン。名前で呼んで応援してくれる小学生や、パパ頑張れという娘の応援に励まされながら走った。速くはないけど、砂区間は丁寧に走り、乗車でクリアできた。いつもはパワーで押し切ろうとして疲労困憊になるマイアミだけど、今年は余裕を持って乗車していけたことが嬉しい。

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嬉しい応援

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砂走行は楽しかったらしい

リザルト見ると、6位戸谷さん、7位藤川さん、9位岡君で、上位10位に岩井商会が4人もいることにびっくり。みんな砂が強いみたい。WNPの砂が楽しみだと藤川さんらと話していたのに中止というのは悲しいな。次は最終戦の地元桂川

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わだちをトレース

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ドリフト走行

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ラップ