ロードバイク自由研究 感覚の数値化 

理科好きエンジニアが自転車を自然科学で考える

関西CX第4戦 烏丸 6位

関西シクロクロス第4戦 6位

開催日:2023年12月3日

会場: マキノ  0.1km+2.7km×7Laps

天候:雨

コースコンディション:マッド

リザルト:6位/48名出走

バイク:Focus Mares

タイヤ:前VittoriaテレーノMix TL 33c 1.70bar/後VittoriaテレーノMix TL 33c 1.73bar

降車した方が速かった

気温5℃程度の冷たい雨の中、最後までペースを維持して、6位に入りました。昨年、低体温症で後半ボロボロになって救護室行きになったのとは対照的で、最終周回まで体力を維持できたのが良かったです。

1周目。オーバーペースでも付いていった。

最前列6人で登り勾配スタート。36-27のギヤでいつもより1枚軽い。難なくホールショットを取り、いい感じでスタートできました。

長い登りがしんどかった

試走時は乗車できたところも、昼試走終盤から降り続いた雨で乗車困難になっていました。ゴセ選手でも降車しているのを見て、迷わずにV字キャンバー等は降車しました。短距離の急坂を乗車するのは得意なので、できれば乗車できるコンディションが理想でしたが仕方なし。東側の急坂区間は乗車できて、ここでは差を付けられました。

急坂区間は6回/7周乗車

1周目はペースが速くて、明らかなオーバーペースでした。それでも後続を離したいので、頑張って付いていきました。1周目のラップタイムは8:40。その後は力尽きて、単独1人旅。笛木君は3周目まで、川村君は2周目まで8:40程度のペースを維持していました。ゴセ選手は8分を切るラップもあって、さらに速い。

霰も降ってきて、過酷でした

2周目は力尽きて体力回復の周回でした。優大、藤川さんがすぐ後ろに迫っていて、精神的にきつかったです。何とか粘って、3周目からは自分のペースを作って、単独で周回を重ねていきました。滑りやすい路面は、大回りしてでも踏まないようにして、グリップが安定する芝生ラインを踏むようにしていました。安全第一走行でミスなく、ラップタイムも安定して自然と後続を離していけました。

ここが毎年面白い

残り2周になって、前を走るコッシーさんが失速しているのを見つけてペースアップ、さらに残り1周近くになって、川村君との差は10秒程度になり、川村君も失速しているのを見てさらにペースアップしました。長い芝生の登り坂区間頂上で、川村君にぎりぎり追い付きました。その後の下りでは呼吸を整えて、ゴールスプリントまでぴったり後ろに付いて休憩。そして、最後の登り舗装区間でスプリント。笛木君との争いで弱っていた川村君だったので、そこまで苦労することなく、先行できました。

V字キャンバー

寒さ対策として、網インナーに、薄手のモンベルジオライン、さらに春秋用のジャージの上に、薄手のベストを重ね着、レッグウォーマー、レインキャップ、防水スプレーを振りかけていました。おかげで昨年のように低体温症で失速することなく、最後まで走ることができました。1周目を除けば、7周目が最速でした。

芝がある部分を通るように

バイクは、当初はリムブレーキのX-nightで走る予定でしたが、試走でブレーキシューがかなり削れて、今日は最後までブレーキが持たないと断念し、ディスクブレーキ車に変更。ディスクブレーキ車は重いからマキノで使いたくなかったのですが、この日はディスクのFocus Maresで正解でした。最後までブレーキが効きました。

最後のシケイン

ゴールへ

ラップタイム

ラップタイム 赤字は8:50以下