関西シクロクロス第1戦 4位
開催日:2023年10月22日
会場: 御坊 1.4km×15Laps
天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
リザルト:4位/54名出走
バイク:Ridley X-night ミニVブレーキ→Focus Mares Discブレーキ
タイヤ:前VittoriaテレーノMix TU 1.80bar/後Dugast ピピスケアッロTU 1.85bar
→前後VittoriaテレーノDry TL 1.85bar/1.90bar
今季初レース。9/24はニセコグラベル、9/26から1週間のドイツ出張、帰国後に初めてのコロナにかかって、熱が下がってから2週間後のレース。ニセコ以降は、自転車にほとんど乗れておらず、体調も最悪だったので、DNSも考えましたが、レース1週間前に稲益君らと花背などの京都北山を走って、まずまず走れたので出走しました。
機材準備の方も、あまり時間がないながらコツコツと準備して、間に合わせました。
チューブラータイヤは、リムセメントを1度塗りだけして、ホイール側にチューブラーテープを貼って、自分で装着しました。ホイールは、大先輩からいただいたボーラで最高の機材。Focus Mares用のディスクブレーキホイールは、ニセコグラベルから導入したMavic Cosmic SLR 32で、グラベルキングタイヤを外し、シーラントを再利用してテレーノDryを装着。
御坊は、昨年のイメージでは軽い路面のスピードコースでしたが、増水で砂が流入したらしく、重い路面のパワーコース。びわ湖マイアミほどの砂ではありませんでしたが、その次くらいに砂路面が多数で、開幕戦&病み上がりの身体にはきついコースでした。
スタートは、昨年のAJOCCランキング順で、3番目のコールアップ。ぎりぎり砂が浅めのコース左側に並べました。しかし、右隣りは、砂が上手く、スタートも上手いコッシーさん。砂スタートなので、いつもよりも1枚重いスプロケットにしました。いつもの硬い路面だと、少々の無理はできますが、わずかにコッシーさんに前に出られて、左隣りの川村君には何故か路面が重くなる側の僕側に寄られて、2人に挟まれる形になったので無理せずにコッシーさんに前を譲りました。先頭から堀川君、川村君、コッシーさんの順で、間に1人入って、僕は5番目になりました。
前3人と少し空きましたが、砂区間が終わる頃には4番手へ。次は芝生区間。ここでボーラのおかげか、スッと進んですぐに前3人に合流して、後続とは差を空けて、先頭4人パックになりました。4人パックのまま、1周目が終了。後続とは11秒差。
2周目は、じわじわと堀川君に離され、川村君にも離されていきました。体調万全であれば、付いていけたと思いますが、まだまだ先は長いので、無理せずに自分のペースを守りました。4周目あたりで川村君が落車してバイクトラブル。そして単独2番手に浮上。しばらくして、川村君に再び抜かれ、コッシーさんにも追い付かれました。
トラブルになると失速することも多い川村君ですが、今年は調子が良いみたいで、すぐに立ち直って、さらにペースアップしていました。ニセコグラベルを一緒に走って、ガンガンと前を引いていたので、調子の良さは予想通りでした。それよりも驚いたのがコッシーさん。芝生区間は問題なく付いていけますが、砂テクニックの差が出て、周回を重ねるごとに苦しめられました。まだ付いていけると粘っていましたが、段々ときつくなってきて、追いかけるのを断念。
後続とはかなり差が開いていたので、残りはマイペースで走り、せっかくだからとバイク交換もして、Focus Maresの走りも確認しながら走りました。しかし、5番手の笛木君がすぐ後ろにいることに気付き、バイク交換してバイクに慣れない状況の中で抜かれてしまいました。残り2周。後半は絶対に負けてはいけないとペースアップ。無事に最終周回で離して、4番手でゴールしました。
機材トラブル起こさないようにと、空気圧を0.1barほど高めていましたが、昨年のようなガレた区間はなかったので、結果としてはいつも通りの空気圧か、砂が多かったので、0.1barほど低めでも良かったかもしれません。芝生区間はスピードが乗りやすいコース設定で楽しめました。ボーラのおかげか、楽に速く走れたと思います。前輪のみに付けたテレーノMixは、スリップダウンする選手が多い中、グリップ良好で安心して攻められました。一度フロントがスリップしましたが、粘るグリップに助けられました。後輪はノブが低いタイヤで、芝生ではスリップしやすくて気を遣うタイヤですが、砂路面向けには走りやすく感じました。
まだバイクコントロールも、体力も調子が出ていない状況ですが、調子を取り戻していきます。